応用力学研究所共同利用研究集会

東シナ海の循環と混合に関する研究

日時: 2013年2月5日10:00~17:00
場所: 九州大学応用力学研究所W501

1. 東シナ海における栄養塩の循環と混合

10:00-12:00 栄養塩の分布とその起源について
張勁・藤城義久(富山大理工)
  • 栄養塩の水平・鉛直分布
  • 栄養塩の起源:黒潮亜表層、台湾海峡、海底
  • 黒潮亜表層と台湾海峡の栄養塩の相違
郭新宇(愛媛大CMES)
  • 東シナ海の低次生態系モデルによる栄養塩起源に関する感度解析
梅澤有・山口聖・野崎龍(長崎大水産)
  • 硝酸同位体とアルカリフォスファターゼ活性から見た窒素・リン供給の考察
13:30-14:00 KT-12-25の観測結果
松野健・Keun-Jong Lee・遠藤貴洋(九大応力研)・張勁(富山大理工)・石坂丞二(名大HyARC)
  • 2012年9月に見られた底層低酸素・高濁度水とεの鉛直分布

2. 基礎生産に関わる栄養塩の供給

14:30-15:30
Keun-Jong Lee・松野健・遠藤貴洋(九大応力研)・石坂丞二(名大HyARC)
  • 亜表層クロロフィル極大層とそれに関わる各種要素との関係
武田 重信(長崎大水産)
  • 東シナ海の陸棚上における亜表層クロロフィル極大層と栄養塩躍層の関係
16:00-17:00
鋤柄千穂(名大HyARC)
  • 長江希釈水が下層の生物過程と粒子の沈降に与える影響
張勁・藤城義久(富山大理工)
  • 亜表層クロロフィル極大層(SCM)の東シナ海全体の基礎生産に対する寄与